クライアントファーストの体現

中途入社 アソシエイトマネージャー

経歴

新卒で非鉄金属メーカーに入社し、生産管理を経て国内外の営業を担当
その後2020年に求人サイトを運営するベンチャー企業に転職してマーケティング業務に従事
2023年 truestar参画

なぜtruestarに入社したか

一番の大きな理由は、それまで色々な局面で意思決定に使ってきたデータときちんと向き合ってみたかったということですね。
生産管理や営業などさまざまな職種を経験する中で、重要な判断では必ずと言っていいほどデータを使ってきましたが、深く理解しないまま活用していたことに気づいたんです。
業種や職種に関係なく必要なスキルだと感じたからこそ、データを専門的に学びたいという思いが強まりました。

とはいえ、当時は未経験からデータ分野に入れる会社は少なく、プロジェクトマネジメントの経験もなかったので選択肢は限られていました。
そんな中でtruestarを知り、社内で自発的に学べる環境が整っていること、そして実際にそうした自ら学習していく文化が根付いていることに惹かれました。
ブログやホームページから雰囲気を知りましたが、選考の中で感じた論理的な会話や思考のスタイルにも共感し入社を決めました。

担当業務について

現在はプロジェクトマネージャーとして、観光や化粧品といった複数業界のデータ活用プロジェクトに関わっています。
具体的には、化粧品業界ではグローバル市場のデータ整備や可視化、観光領域では地域への来訪者数やアンケート結果などをもとにしたデータ加工・可視化フローの運用保守を担当しています。
プロジェクトを進める上では、「相手に伝わるか」という視点を常に意識しています。
特にクライアントとのやり取りでは、技術の話だけでは伝わらないことが多く、ビジネス的な価値や意義をわかりやすく伝えることが重要だと感じています。

プロジェクトマネージャー経験としてはまだ1年半ほどですが、それ以前からTableauやSnowflakeを使って、広告・医療・求人など複数業界のデータ業務に携わってきました。
未経験からこの領域に入りましたが、今後も「価値が伝わるデータ活用」を意識して、様々スキルを磨いていきたいと考えています。

チームをまとめる大変さとやりがい

プロジェクトを進める中で大変なのは、プロジェクトごとにクライアントもチームメンバーも変わることだと思っています。
クライアントの窓口担当の方の性格や関係性、情報の出方まで毎回違うので、以前うまくいったやり方や型がそのまま使えないことも多いです。
そのため、「この相手にはどんな伝え方が良いか」「このメンバーにはどこまで任せるか」といった情報収集や調整が、地味だけどとても重要だと感じています。

また、チームビルディングというほど立派なものではないかもしれませんが、一緒に働くメンバーがクライアントの前でしっかり説明できていたり、
苦手だったことを乗り越えて活躍している姿を見られると、とても嬉しくなります。自分が褒められるよりも、メンバーがクライアントから直接評価をもらっているときの方が、
むしろ誇らしく感じるくらいです。
メンバーにはそれぞれ得意不得意があるので、特性に合わせてタスクの粒度や任せ方を調整することも意識しています。すべての人に同じ期待を押し付けるのではなく、
無理なく力を発揮してもらえるバランスを探すことが、自分の役割なのかなと思っています。

truestarで働くこのと楽しさやメリット

truestarで働く中で楽しいと感じることのひとつは、ふつうに生活していたら絶対に見ることができないようなデータに日常的に触れられる点です。業界ごとのマーケットデータや、企業が保有する生の顧客データなど、一般公開されていないような貴重な情報を扱うことができる環境に身を置けるのは、データ好きにとっては大きな刺激になりますし、自分自身の視野も自然と広がっていきます。
また、クライアントとの関係性が深まり、まだ課題がはっきりしていない状態でも気軽に相談してもらえるようになったときなどは、こちらの関与や貢献が信頼につながっている実感があり嬉しくなりますね。

制度面や働き方の柔軟さもメリットのひとつだと感じています。成果を出していれば働き方はある程度個人に任されているので、無駄な残業は求められません。
コアタイム有のフレックス制なので業務上必要な時間帯はありますが、そこをクリアできていれば「どう働くか」は自分次第です。
自由度が高い一方で、求められる成果の基準はしっかりしている、そんなバランスが心地よいと感じる人には非常に向いている環境です。

truestarの強み

truestarの強みは、「技術力」だけでなく、人・環境・文化といった部分にしっかり価値があることだと思います。
まず、論理的に考えられる人が多いというのが大きな特徴です。技術的な相談はもちろん、ビジネス的な課題やモヤっとした問いに対しても、
社内のどこかに必ず答えを持っている人がいる感覚があります。
自分が問いを立てられれば、必ず誰かが応えてくれる。これは、働くうえで大きな安心感でもあり、刺激にもなっています。自走する意志のある人にはとても力強い環境だと感じています。

また、行動指針である5Valueが明確で、組織全体に浸透しているのも強みです。「どんな姿勢が評価されるか」が日常の中で共有されているため、ストレスなく動けるし、
評価されるチャンスも年齢やポジションに関係なく開かれています。360度評価のようなみんなの視点での評価制度や社員投票による表彰制度など、多様な視点からのフィードバックの仕組みも整っており、成長を支えてくれる環境があります。
技術面では、やったことをしっかり実践に活かせる機会が多く、新しい技術にも触れやすいという環境は魅力的です。また、技術コミュニティへの参加も評価される文化があるのは珍しいと思います。会社によっては時間外で活動しても評価されないことも多い中で、truestarではむしろプラスに捉えられています。

truestarの5Valueを体現した出来事

「これって本当にお客さんのためになっているのか?」そんな問いを、日々の業務の中で何度も自分に投げかけています。

たとえばクライアントが既に使っているダッシュボードに対しても、「今の運用やニーズと本当にマッチしていますか?」と投げかけたり、
言われたとおりに手を動かすのではなく、「こうした方がもっと効果的では?」と本質的な改善提案を自ら行うことを意識しています。
そうした姿勢は、truestarの5Valueのうちの「Be True」のクライアントファーストの視点にに深くつながっていると感じています。
決まった枠の中で満足せず、現状を疑い、常に問いを立てることが、より良いアウトプットに直結するからです。

また、クライアントごとに置かれている状況や見ている視点が違う中で、誰に対しても同じ説明をするのではなく、
相手の理解度や関心に合わせて課題や改善策を柔軟に伝えるようにしているのも、自分の中では「クライアントファースト」の実践だと思っています。

休日の過ごし方や趣味など

オンとオフの切り替えは大切にしていて、仕事がない日はなるべくリフレッシュする時間を持つようにしています。最近は、飼っている2匹の犬と過ごす時間がいちばんの癒しになってます。自然の中を散歩したり、ただ一緒にのんびり過ごしたりすることで、忙しい日々の中でも気持ちを整えることができています。

また、趣味としては社会人バスケにも時々参加していて、仲間と一緒に初心者向けの大会や野良チームでの試合などにも出ることがあります。本格的に取り組んでいるわけではないですが、体を動かすことでリフレッシュできる感覚もあって、良い気分転換になっています。こうした日常の中で気持ちを切り替えられる時間があるからこそ、仕事にも集中して取り組めると感じています。